Fallsは、もしもあのNSドイツ(ナチス・ドイツ)の体制を現在に持ってきたら…そんな妄想から生まれた物語がこの『ファルス』。
ドイツ語でFallsとは英語のIf。つまり、「もしも」の世界のお話なのです。
英語の『フォールス』では無いので「滝」とか「崩壊」とかの意味じゃありません(w


第1話
これで受けたら続編を描く、という実験的な意味合いで描いてみました。
これを描いた当時は新通貨のユーロが設定された頃でした。(まだ流通はしていない状態)
物語はドイツ連邦共和国総統としてのヒトラーが、アメリカを公式訪問するところから始まる。
会談の焦点は何といってもやはり新通貨「ユーロ」の見通しについて。
新通貨に対する「欧州」の考えを語るヒトラーに対し、米大統領クリントンはどう対応するのか?
当時のユーロに対する世界の情勢を盛り込んでネタにしてみたお話です。
たぶん、FALLSの中で一番完成した内容になってます(w

第2話
Deutschland Erwache
深夜の街にたむろう青年を見た総統は、ある決意をする。
今のドイツに必要なモノはなにか?と。
昔と違い、ゆとりが出てきた世の中にはびこるモノは何か?
就職に悩む学生、寝たきり老人、目標のない若者…総統は一気に解決?!

第3話
KZ Dachau
統制の政策が成功しても、治安に関しては今ひとつのドイツ。
犯罪抑止力の効果がある「強制収容所」の再建をヒトラーは提案する。
昔と違い、衛生面・厚生面に配慮された収容所がダッハウに再現された!
しかし、この収容所は国民に受け入れられるのか?
政府の手腕が発揮される!

第4話
Bundestag
ライヒスタークでいつもの通り開かれる議会。
(ブンデスタークは連邦議会の意味で、ライヒスタークとは国会議事堂の名称)
でも、ヒトラー総統がいなければ、皆さぼりがち。議会は散漫な状態に………
そんな状況を感じ取った総統がとった行為とは?

第5話
Hess, in England gehen
新通貨ユーロが欧州で流通し始める。
しかし、イギリスは自国のポンドをユーロに切り替えることはしない。
それでは「統一通貨」ユーロの意味がない、とドイツがイギリスを説得しようという事に。
そこで選ばれた人物が、かくてイギリスへ単独飛行した経験を持つ副総統ヘスが。
会談の会場がロンドン塔という不条理な条件の下、繰り広げられる怪しい世界のお話…!

第6話
Lebensraum
日本とドイツを鉄道で繋ぐ…68年前に実際に計画された「弾丸列車計画」を現在でやるには…?
同じやるなら、リニアモーターカーで弾丸列車を造ろう、と意気込むドイツ。
地政学の目から見た計画と、政治学的にみた計画をどう合わせていくか?
中東の発展とロシアの発展を比例した変なお話(w

第7話
Lebensraum 2
弾丸列車計画の一端としてドイツは電力供給の元となる衛星「ローゲ」の打ち上げに成功する。
しかし、そのローゲには兵器としての能力を有する機能が極秘に搭載されていた。
その兵器は反射衛星砲「トール」という。
この兵器の指揮権を取り合って陸・海・空の三軍が激しく論争する。

第8話
Lebensraum 3
弾丸列車計画をいざ実行しようとするといろいろな諸問題が発生。
その主たる問題が朝鮮半島が日本を終点にすると言うことに対する不満からくる反対。
このままでは拉致があかない。ドイツがとった対応とは?そして朝鮮半島の反応は?

第9話
Das Kehlsteinhaus
昔のヒトラー総統の保養地、ケールシュタインハウスに閣僚一行が訪れる。
以前は山荘に滞在する時は何か決断する場合が多かった。今回の訪問に何か意味があるのか?
側近もこの総統の気まぐれな行動にドキドキ。

第10話
ヒトラー総統の強盗退治
総統一行が乗ったグロッサーメルセデスを強盗さんが襲おうとします。
強盗さんはとてもイタイ目に遭わされました。
さて、その方法とは?
(政府高官は箱乗りはしません…w)

第11話
ゴッド ケマル
トルコ大使フォン・パーペンが今回の主人公。
現在のトルコは政府に対する不満で毎日のようにデモがありちょっと不安定な状態。
そんな中、フォン・パーペンが蒸し暑い真夜中に出くわした、ちょっと不思議なお話。








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